若戎酒造
嘉永6年(1853年)創業。伊賀が生んだ俳諧師松尾芭蕉の俳句「年は人に とらせていつも 若戎」から名をとった蔵元。伊賀のおいしい米と上質な水で作る酒は県内はもちろん、国外まで進出し愛されている。
看板商品の「義左衛門」はどんな料理にも合うと評判で地元の人々の生活に即したお酒である。
また、毎年「干支壺」を販売しており、国内だけでなく海外からも注文が来る。季節ごとにおすすめの酒があり、限定販売されている。
キャッチフレーズは「笑顔に乾杯、若戎」みんなが楽しく笑顔になれるように心がけている。
蔵元ショップにはサイダーもおいており、地元の子どもたちもよく足を運んでいる。小さい頃はサイダー、大きくなったらお酒というようにお客さんに寄り添っていける店づくりをしたいと社長は語る。
また、日本酒離れが進む若い世代にもっと日本酒を飲んでもらうために、「日本酒カクテル」を勧めたり、「伊賀酒DE女子会」などの企画をしている。
伊賀市阿保1317
0595-52-2141
営業時間:
吟醸館 10時~16時
ショップ 9時~17時30分
定休日:
吟醸館 土曜、日曜、祝日
ショップ 日曜、祝日
吟醸館も併設されており、10名前後から40名まで完全予約制で、酒造りのVTRやかつて使用していた酒造りの道具を見ることが出来る。
3月には初瀬街道祭りに合わせて「酒蔵まつり」が開催され、新酒の試飲やお楽しみ抽選会、地元物産品の販売などが催され多くの人でにぎわう。
【商店街のこれからについて思うこと】
これからの後継者不足が心配。
地元で消費するお米は地元で生産し、地産地消をしていきたい。
若戎が遠くからこの商店街を知ってもらうきっかけになればいい。